女性にとって脂肪は大切な生命線

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ダイエットをして、理想の体型と体重を手に入れたいと願う女性は多くいますが、あまりにも細い体を目指すのは良い事ではありません。

女性に蓄えられている皮下脂肪は、実りある人生を送ることができるように、体をしっかりガードしてくれているのです。

おなかや太ももに付いた皮下脂肪によって女性の身体は守られています。

また、女性の抱えている皮下脂肪は、（産み、育てる）という人類存続の大きな役割のために蓄えられていると言われています。

妊娠・出産・子育てというプロセスには、想像を絶するエネルギーが必要です。

この期間中にエネルギーが不足するようなことになれば一大事なのです。

特になかなか食料を調達することのできなかった時代には、母親のエネルギー不足はそのまま、子供の死につながっていました。

もちろん、今でも食糧難に苦しむ国はそうでしょう。

だからこそ、女性は万が一の時のためにエネルギーを長期保存できるように発達してきたのだと考えられます。

人類を一種類の生物として見た場合、人生のいちばんの目的は自分の子孫を残すことです。

その目的を果たすために、女性は子供を産み、育ててきたのです。

そして女性たちの（産んで育てる）という行為は、皮下脂肪のエネルギーによって支えられてきたと言っても過言ではありません。

つまり女性が人生を送っていくうえで、皮下脂肪はなくてはならない存在なのです。

ダイエットを成功させたい女性たちに伝えたいのは、（細くなる事＝ダイエットの成功）ではないという事です。

とはいえ、しなやかで美しいボディーは憧れの的です。

大切なのはダイエットの本来の目的は体重を減らすことではなく、バランスのとれたプロポーションと体型の維持の為でなくてはなりません。

過度のダイエットは女性にとって危険な事なのです。