2026-01

cassia blog

美容室で「仕上がりは悪くないのに違和感がある」と感じたことはありませんか?

「暗くした理由が、見た目が良くなかったからと言われたら、あなたはどう感じますか?」美容室でこの言葉を聞いた瞬間、技術の話以前に、心が強く揺れてしまう方は少なくありません。それは、髪の色や形ではなく、自分の感覚そのものを否定されたように感じてしまうからです。先日、そんな強いショックを抱えたお客様が、カシアにご来店されました。他店の美容室で「ヘアカラーを暗くされすぎたので直したい」と伝えたところ、「見た目があまり良くなかったので暗くしました」と返答されたそうです。その場では何も言えず、「もう一度美容室に相談するのが怖くなった」と話してくださいました。さらに「髪型もなんとなく違和感がある」「変ではないはずなのに、しっくりこない」という気持ちも重なっていたそうです。ただ、最初にお伝えしたいのは、これは“失敗した美容室”の話ではないということです。実際に拝見すると、ヘアスタイルもヘアカラーも整っていて、完成度は高い。客観的に見れば「変」でも「下手」でもありません。それでも本人だけが感じる、「私が求めていた仕上がりと違う」という違和感。美容室でよくあるこの悩みの正体は、技術不足ではなく、カウンセリングのすれ違いであることがほとんどです。お客様は本当は、・暗くしたいわけではなかった・落ち着かせたいけど、重たくはしたくなかった・今の自分に似合う雰囲気にしたかったけれど、その感覚を言葉にしきれなかった。一方で美容師側にも、・今より暗い方がバランスが良い・全体を締めた方が綺麗に見えるという、プロとしての判断があります。どちらも間違っていない。ただ、ゴールの共有が途中で止まってしまった。この状態で施術が進むと、仕上がりが良くても「納得できない」「相談しづらい」という気持ちだけが残ってしまいます。カシアでは、「どこが嫌ですか?」と聞く前に、「どうなりたかったですか?」を丁寧に伺います。・暗いのが嫌なのか・重く見えるのが嫌なのか・大人っぽくなりすぎたのか・自分らしさが消えた感覚なのか美容室で言葉にしづらい違和感を、一緒に整理することを大切にしています。今回のお客様も、カウンセリングを重ねる中で「暗くされたこと自体が嫌だったわけじゃない」「自分らしさが分からなくなった気がした」と、本音が見えてきました。そこが分かれば、修正は難しくありません。無理に明るくするのではなく、透明感と柔らかさを足す方向へ。ヘアスタイルも大きく変えず、顔まわりとシルエットの違和感だけを調整。鏡を見た瞬間、「これなら安心できる」と、表情がやわらぎました。美容室での仕上がりに違和感を覚えたとき、それはあなたの感覚が間違っているわけではありません。ただ、うまく伝えられなかっただけです。カシアは、・他店でうまく伝わらなかった方・ヘアカラーを暗くされて悩んでいる方・仕上がりは悪くないのに納得できない方そんな方が、安心して相談できる美容室でありたいと考えています。直すためだけの美容室ではなく、「気持ちまできちんと汲み取るカウンセリング」を大切にする場所として。