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2019-12-24

三重県のステップボーンカット事情

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おはようございます!。

マコトデス★

いつもブログを見てくださりありがとうございます。

ステップボーンカットかダイエット記録しか最近書いておりませんが、昔はサーフィン、スケボー、写真、筋トレの投稿ばかりでした。

その時の私のはまっていることを書いているので、またかよっ!

てっなりますよね(汗)

そして今日もステップボーンカットのことです。

三重県のステップボーンカットの認定スタイリストはいるけど少ないそうです。

お隣の愛知県は、全国的に見ても登録者数が多いようです。

なので盛り上がり方が違うそうです。

三重県もこれから盛り上がれるかな?といったところですね。

県民性もあるのか?それとも協調性がないのか?

ステップボーンカットのウェブでの紹介欄には三重県のおすすめサロンもないそうです。

私は協調性がなく一匹狼なので外には出ていくけど、つるまない主義です。

プライベートで人に合わすのが、辛いほんとに辛い。

なので友達も少ないです。

そんな、僕でも気を許してしまう人がSAYURIさんでした。

今回はステップボーンカットの誕生秘話を創始者SAYURIさんから聞いた内容を書いていきたいと思います。

私がニューヨークに行ってなぜ、創始者のSAYURIさんに師事したのかというと・・・

単純に、ニューヨークに行きたかっただけというのが、9割です(笑)

そして残りの1割は、やはり創った(生みの親)人に教えてもらうのが一番いいだろうということで、日本でも受けられるのに(SAYURIさんのお弟子さんが講師)ニューヨークまでいってきました。

何が良かったかというと、創った人の思いや、どういう志があって一般に公開しているのか?

そして、今までの苦労話や裏話など、日本の講習に行っているだけでは得られない情報や知識を教えてもらえたところが良かったです。

まず、なぜこのカット技法を創ろうと思ったのか聞いたところ、SAYURIさんはアニメを書くのが得意で、それこそ自分の作品をよく出版社に送っていたそうです。

そしてその後、美容師になり、なんでアニメみたいなヘアスタイルを作れないのか?ずっと疑問を持っていたらしいです。

その時に、今の技術(西洋から伝わってきたカット技法)ではアニメのようなヘアスタイルが作れない!

そこが創ろうと思ったきっかけらしいです。

ないなら創ればいい。

美容師というよりアーティストですね。

そこからステップボーンカットを創り上げ、ご自分のサロンだけ(門外不出)のテクニックとしてやっていたそうです。

いろんな美容メーカーやディーラーからの講習や新美容( 美容師さんの専門書 )や美容学校からの依頼もすべて断っていたらしいです。

時がたって、カリスマ美容師ブームの到来(1998年から2000年)

そして美容師という職業が注目を浴びていた時代が終わり下火になってきたころ

たぶん今の40代ぐらい?

その世代(筆者もそうです)が、どんなに頑張っても(朝も早くから出勤して終わるのは午前様)報われない時代がやってきました。

自分たちが苦労して手に入れた技術の切り売り(¥1000カットやディスカウントのカラー専門店)

嫌な時代になったものだなぁと、肌感で感じながらも当時は複雑な気分でした。

その当時からSAYURIさんはNYと日本を行ったり来たりの生活だったらしいのですが、NYの美容師にいわれた言葉に衝撃を受けたらしいです。

日本の美容師は腕もよく接客も超一流のホテル並みなのに、なんで自分から安売りして、道でお客の呼び込みをしてるの?

ダサいよね・・・・・・

すごくショックだったらしいです。

NYの美容師の平均カット金額は100ドル(だいたい¥10000前後)上を見たらもっと高額な方もいます。

そして、そんな方たちでも日本の美容師のように日々練習も勉強もしなければ、接客やテクニックも劣る方が多いです。

そういった現状をNYで見て日本の美容師という職業の地位向上を図るために門外不出のステップボーンカットを全国の美容師さんに普及させて、このステップボーンカットを世界基準にすることを決めたらしいです。

それがなかったら自分から、敵を (競合店) 作るようなことはしなかったと言っていました。

私が受けた基礎コースは、初歩の初歩です。

以前は、教えた講師がテストまで受け持っていたらしいですが、それだとやはり教えた受講生の方に思い入れが出てくるらしく、合格ラインではないのに合格させてしまったりと、ステップボーンカットの技術低下が問題視されたらしいです。

例えば、お店単位で受講した場合。

新人スタイリストから熟練のオーナースタイリストまで受講します。

熟練のオーナースタイリストは今までのカット技術が体にしみ込んでいて、なかなかうまいこと吸収できない。

それに比べて、新人スタイリストは、クセがついていないからどんどん吸収していく。

そうなるパターンが多かったらしいです。

そしてテスト・・・・

新人さんはうまいことステップボーンカットを使いこなしています。

その横の熟練オーナースタイリスト・・・・・・・見れたもんじゃない・・

仕上がりのスタイルも新人スタイリスト合格!!

オーナースタイリスト・・・・・・・・不合格やけど、不合格にできない・・・

と、いう風潮があったらしく、今は教える方とテストを見る方は別々になったらしいです。

それも今年2019年の9月から

そして、私もニューヨークまで行って、テスト滑りました(汗)

とまぁ、こんな感じで普段、聞くことのできないお話や思いに共感していま、私はいま、いま最高に仕事が楽しいです。

いいお客様に恵まれて、そして良いスタッフに恵まれて三食ご飯が食べれて寝床がある。

そして、私には世界中の女性をキレイにするテクニックがある。

シザー(はさみ)コーム(くし)さえあれば、どこででも食べていける。

美容師という職業について、ほんとによかったと思う今日この頃です。

9割、NYに行きたかっただけでSAYURIさんを師事した自分を、ぶっ飛ばしてやりたい今日この頃★

カシアのスタッフにも美容師をしていてよかったと思えるように頑張りまーす。

cassiatel
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