髪ってどんなふうになっているの？

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私たちの髪は3つの層に分かれていて、例えるならお寿司ののりまきみたいな形をしているんです。髪のいちばん外側にあるのがキューティクル。のりまきで言うと

のりの役目。魚のうろこのように重なりあっていて、ごはんや具といった中身、つまり髪のうるおいをくるりと包んで守っています。キューティクルの内側にあるうる

おいとは、のりまきのごはんにあたるコルテックスです。コルテックスは髪の90％を占める大切な存在。お米が体を動かす主食ってことと同じですね。髪には欠か

せない水分・油分があるほか、完充物質という大切な栄養分を含んでます。またのりまきに味に深みを出す黒ゴマは髪の色を決めるメラニン色素です。ゴハンの

中心にはのりまきの具があります。これがメデュラです。メデュラは髪の芯にあたりますが、その役目はまだ解明しきれていない、神秘的な存在です。

細い髪の毛にはメデュラは存在しません。髪を守るキューティクルが傷むと内側にあるこんなにたくさんの潤いが髪の毛から逃げてしまう・・・・・だから

キューティクルが傷むイコール髪が傷むといわれるのです。