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2016-05-04

カロリー計算の落とし穴

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ダイエットの基本は、カロリーの足し算と引き算ですが、カロリー計算は自分でやると意外と難しいものです。

 

なぜなら多くの人は正確なカロリーについての知識がないまま(今日は沢山運動したから少しぐら

 

い食べてもいいかしら)というように、結局自分の都合の良いように解釈してしまうからです。

 

あなたがもしこれまで、何度もダイエットに失敗してきた経験があるのなら、自分を振り返ってみましょう。

 

ダイエットのために毎日ジョギングを続けていたとします。体重が60kgの人が30分のジョギング

 

を行ったとすると、消費カロリーは240kcalほど。

 

ここでもしあなたが(これだけ沢山運動したんだから、甘いものを食べても大丈夫よね)

 

と、ドーナッツを食べたとしましょう。ドーナツ1個のカロリーは250kcal前後。

 

つまりドーナッツ1個で30分のジョギングは、水の泡になってしまうというわけです。

 

また、低カロリーな食品でも、たくさん食べれば当然太ります。

 

余分なエネルギーはどんどん脂肪として蓄積されてしまいます。

 

摂取カロリーを自分で計算するときは、多目に見積もるようにするとよいでしょう。

 

また、消費カロリーは逆に少なめに見積もることをお勧めします。

 

カロリー計算は家計簿をつけるように

 

上手なカロリー計算をするにはどうしたらよいのでしょうか?

 

それにはコツがあります。まず大切なのは、自分にとって1日に必要な理想の摂取カロリーと、実

 

際の摂取カロリーと消費カロリーを把握することです。

 

まず理想の摂取カロリーですが、これはインターネットの健康サイトなどでも簡単にチェックするこ

 

とが出来ます。

 

年齢や体重、生活の中での活動量などによって算定されるもので、サイトによって数値にぶれは

 

あるものの大まかな目安にはなるはずです。

 

次に自分の現在の摂取カロリーを見極める必要があります。

 

(なんとなくこのぐらい食べている)「きっと、このぐらいのカロリーだ」とあいまいにせず、まずは自

 

分が食べたものとカロリーを紙に書きだしてみる事です。

 

これらは書店などで購入できるカロリー表やネットで調べることが可能です。

 

また、運動などで消費したカロリーも、同じように書きだすようにしましょう。

 

そうすることで、プラスとマイナスのバランスを直接数字で見ることが出来ます。

 

これは家計簿をつけるのと同じ要領です。決まった収入のなかで生活するためには、無駄な出費

 

を抑えることも必要でしょう。

 

カロリー計算をお金と同じように考え、計算してみましょう。

 

カロリーのプラス・マイナスに関してもお金の管理をするのと同じくらい(冷製かつシビアな目を)も

 

.って取り組めば成功できるというわけです。

 

また、数字を書きだして目で見ることによって、意識改革が起こります。

 

今まで(まぁこれぐらいは食べても大丈夫だろう)と思っていたのに、書きだすようになるとそうはいきません。

 

目の前に、食べたカロリーを数字で突きつけられるので、食事に関する意識がグッと高まりまるの

です。

 

そのうちカロリー計算をしなくても大体の目安がわかるようになってきます。

 

「あっシュークリームはカロリーが高いから、半分にしておこう」というように、節制できるようになる

のです。

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